一浪一留ロンダ東大院生が長かった学生生活を振り返る自己満なブログ

奈良県に生まれる→田舎のガリ勉学校→精神に異常をきたす→一浪で大阪大学合格→留年→就活失敗→院試に切替→東大院→大手ICT企業勤務予定の、一通り学生生活を経験した東大院生が、大学生や高校生向けに情報発信する場です。もう26歳になりました。

【就活】大手企業の歯車募集!〜学校推薦採用の真実〜

こんにちは。

 

今日のテーマは就活です。

学校推薦制度の実態と真実ついて、学校推薦最強の東大機械系から学校推薦で就職して、最近少し後悔してきている僕の経験からシェアさせていただこうと思います。

 

就活を控えている理系大学生や院生には読んでもらいたいです。

※僕の個人的見解という点でお読みください。

(この記事の所要時間:2分15秒)

 

 

1. 学校推薦採用とは?

学校推薦採用とは、理系の主に技術系の職種の採用で多く採用されている方法で、企業と大学間で、就職採用に関する契約を結び、その契約のもと、その大学の学生を優遇して採用するというもので、次のような取り決めがあります。

  1. 原則企業側は推薦された学生を採用しないといけない
  2. 学生側は企業側の内々定を拒否することができない

 

1.にあるように、企業は原則として学生を採用しないといけないので、不採用になるリスクの低い学校推薦は多くの理系大学生が利用します。

 

一方、企業側も2.にあるように、学生に内定辞退されることもなく、また、信用のある優良大学から予め人選された大学生を採用することになるので、低リスク低コストで優良な人材を確保することができます。

 

2. 学校推薦の真実

学生からすると、不採用となるリスクの低い、手堅い就活をすることのでき、企業側も低コストで優良な内定辞退しない人材を集めることのできる学校推薦制度ですが、長い目でみると、実は学生にも企業にもそんなにメリットはありません

 

学校推薦はとりあえず、大手企業に簡単に就職することができます。びっくりするくらいに。

 

ところが、内々定は得ることができますが、実は就職後につく職種とか、業務内容とかは決まっていないことがほとんどです。

 

採用されたものの、何をするかわからない。

とりあえず、労働要因として確保されたに過ぎません。

そのため、一部の業界最大手レベルの高給で福利厚生が充実している企業以外は、離職率・休職率が非常に高いのが現状です。友人が勤めている自動車完成メーカーの設計職では、同期の半分くらいは離職、休職したとのことです。もちろんみんな学校推薦採用です。

 

内定辞退はできませんが、就職後の退職は自由ですから、結局企業側も人材を失うことになります。また、希望が叶わなかった部署の社員のモチベーションは大変低く、企業が社員から得るベネフィットは限定的です。

 

一言でいうと、学校推薦は企業と学生の相性の良さ(=マッチング)を一番とりにくい選考活動であるといえます。両者とも誤解の多い状態で就職することになります。

 

最近は、企業と学生のアンマッチを防ぐために、部署ごとに学生と幹部社員で相性確認してから採用する(=ジョブマッチング)企業も増えていますが、そこまでくると自由応募となにも変わらず、むしろ内定辞退できない拘束が残る点で、自由応募よりも条件が悪くなってしまいます。

 

結局学校推薦採用というのは、手堅く人材を確保したい企業の思惑と、学生を多く採用してもらい、大学の就職実績と産業界とのつながりを保ちたい大学のメンツ間の取引であり、学生は両者の間で取引されたに過ぎません。

 

なので、大企業に就職できるというだけで、あなたは、ずっとうまいこと労働力として会社の都合のよいように使われるだけなのです。

 

3. 大切なことはあなたが活躍できる職場を見つけること

大企業は、その事業規模の大きさから、多くの就活生があこがれます。学校推薦は大企業への最短切符であるので、これを使える理系学生は学校推薦で手堅く就活をしがちです。僕もそうでした。

しかし、本当に大切なことは、あなたが活躍できる職場を探すことではないでしょうか。

どんなに社会的イメージのよい企業でも、あなたが任されるのは最も売上の低い、裏方の部署かもしれません。でも学校推薦という大学のメンツを背負って入社したあなたは、それでも頑張って働き続けなければならないのです。

 

なぜ、学校推薦制度が存在するのか。よく考えて、自分の就活に本当に必要なのかを見極めて利用してほしい制度です。