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一浪一留ロンダ東大院生が長かった学生生活を振り返る自己満なブログ

奈良県に生まれる→田舎のガリ勉学校→精神に異常をきたす→一浪で大阪大学合格→留年→就活失敗→院試に切替→東大院→大手ICT企業勤務予定の、一通り学生生活を経験した東大院生が、大学生や高校生向けに情報発信する場です。もう26歳になりました。

【理系大学生必見】大学院進学の真実を公開します

こんにちは!

 

もうすぐクリスマスですね。
修論がある僕にはあまり関係のないことです。

修論がなくても関係ないことです...

はい、茶番はおいといてですね、今日は題目の通り、理系学生の進路について書いてみようと思います。

そろそろ理系に限らず、大学3年生は就活や院試といった進路について考えはじめる時期だと思います。

 

 

進学

or

就職

 

 

あなたはもう決まっていますか??

 

 

理系は本当に大学院に進学すべきなのか?

理系は大学院まで行くもの、という考えの理系学生はとても多いです。実際、僕の周りにもそのような人が多かった。割合でいうと6割くらいの学生は特に理由もなく大学院に進学します。

そういう人達に、あなたはなぜ大学院に進学した、もしくは進学したいのか尋ねるとだいたいこういう答えが返ってきます。

  • 理系は4年間では専門性が足らないと思う
  • 大学院まで進学した方が就職がいい

あたかも、理系は大学院修士の2年間とセットで6年間通うものだという固定観念を持っている人が非常に多い

大学院修士2年間を終えようとしている僕的には、上記2項目はあながち間違ってはないけれども、正解でもないと思います。

 

大学院で得られるのは専門性ではない

このように書くと、実際に研究者を目指して日夜研究に励まれている生粋の大学院生には怒られそうですが、修士課程を修了して、就職しよう程度に考えている人が大学院で得る専門性は限定的といえるでしょう。

2年間は思ったより短いです。講義やTAや雑事をこなしているとあっという間に過ぎてしまいます。もし本当に専門性を学びに大学院に進学するなら、博士課程まで進学する必要があります。

僕は大学院修士の2年間で得られるのは、専門性というより、

  • 課題解決力
  • 論理的思考力
  • プレゼン力

等ではないかなと思います。

特に、研究活動は研究背景(必要性、研究意義)、その中での研究目的(ミッション)、具体的な研究手法、得られた結果、それが研究背景に与える影響とその根拠と、論理的に筋道をたてて、あなたの研究成果の重要さ、偉大さを実証しなければなりません。(少なくとも工学では)

この一連の論理的思考とその課程に立ちはだかる種々の関門をクリアしていく課題解決力は、一方的に受け身で講義を受けることが中心だった学部では到底身につかないものです。

お金を払う側の学生という失敗が寛容に許される立場で、社会が直面する技術的な課題の一旦を任せてもらえる大学院での研究活動は、非常にかけがえのない経験になります。

 

よって、専門性をつけるために大学院に進学するのは、少なくとも修士課程で卒業するのならば、目的としては間違っています。しかし、大学院ではとても貴重な経験を積むことができます。

 

大学院に進学すれば就職がいいのは間違いない

大学院では専門性よりも、

  • 課題解決力
  • 論理的思考力
  • プレゼン力

といった、社会人として仕事をする上で必要とされている力をかなり高度なレベルで得ることができます。

当然、そういった素養のない学部生よりも、大学院生の方が就職活動では優秀な部類で扱われるわけですから、相対的に有利になります。

また、修士修了程度では、そんなに専門性は高くないわけですから、企業としてもフレキシブルに人事配置できるので、理系修士卒はやはり一番就職に強いといえるでしょう。

なので、就活のために院進するのは、動機はどうであれ、目的としては間違っていません。

 

どういった人が大学院に進学すべきなのか

巷の理系大学生が考えているように、大学院ではそれほど専門性を得ることはできませんが、少なくとも就職に有利なのは間違いありません。

この章では、僕的に大学院に進学するべき、進学しといた方が無難な人の特徴を書き連ねてみようと思います。

 

まず、私的に以下に該当する人は就職すべきだと思います。


就職すべき人の特徴

  • やりたい仕事がすでに決まっている
  • 今までの学生生活で、目標を持って取り組み、良かれ悪かれ何かしらの結果が出ている
  • 学生生活の中で、自分のブランディングできるレベルの突き抜けた経験をしてきている

  

何か目的を持って、大学に入学し、目標にむかって日々努力を怠らず、充実した学生生活を送ってきた。

 

その結果、やりたい仕事や夢も明確であり、それは研究職でない。

 

そんな人は是非とも就職するべきだと思います。

何事にも目標をもって取り組めるアクティブな人は、おそらく大学院に進学しても、それなりの成果を得られるでしょうし、きっと誰よりもかけがえのない充実した2年間を過ごすことができると思います。

なので、大学院に進学してもいいですが、元来大学院は研究者を要請する機関なので、研究者を志さない限り、進学する必要性はないといえます。

 

 

 

進学すべき人の特徴

  • 将来研究者になりたい
  • どうしても研究してみたいことがある
  • 今までの学生生活で、これといったPRする経験がない
  • 今まで何となく大学生活を送ってきた
  • 自分のスキルアップにつなげたい
  • 就職に有利だからとりあえず進学しときたい

 

研究者志望の人は当然大学院に行くべきです。

これからの2年間ないし5年間での実績は今後の研究者キャリアにおいて、大変重要になってきます。

 

それ以外の青字で書かれた項目に該当する人。
まさにこの記事を伝えたい方々ですね!

大学生活をなんとなく送ってきた、意識が高くない学生は、とりあえず大学院に進学しとけばスキルアップできます。

そうすれば、よりよい企業に就職できる可能性が高まりますから、あなたのファーストキャリアを築く上でとても重要になるでしょう。

 

まとめ

理系大学生は、大学院修士までの6年間勉強するものだという巷の認識は間違ってはいませんが、一部誤解があります。

修士2年間とりあえず行っておこう程度のモチベーションでは、大した専門性は得られません。期待しないでください。

しかし、大学院で得られる経験はかけがえのないものです。なので、スキルアップの意味で進学することに無駄はありません。就職先の選択肢も豊富になります。

もし進学か就職か迷うのであれば、僕は進学をオススメしています。