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一浪一留ロンダ東大院生が長かった学生生活を振り返る自己満なブログ

奈良県に生まれる→田舎のガリ勉学校→精神に異常をきたす→一浪で大阪大学合格→留年→就活失敗→院試に切替→東大院→大手ICT企業勤務予定の、一通り学生生活を経験した東大院生が、大学生や高校生向けに情報発信する場です。もう26歳になりました。

「今専攻していることに興味ないから、大学院で専門を変えようと思う。」ちょっとまて!

大学受験のとき、大学卒業後のビジョンまで考えて受験大学、学部、学科を選んだ人はどれだけいるでしょうか?

何も考えずなんとなくの興味で学部学科を選んでしまい、

正直想像している勉強と違った

と考えている人もいるでしょう。

そんなとき、

  • 学部を変えられないかな
  • 他専攻の院を受けてみようかな

など考えることもあるでしょう。

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僕はなんとなく機械系の学部を選び、なんとなく就職に強そうだということで、そのまま大学院まで専攻し、最後まで自分の専門に興味をもてませんでした。
(そして就活ではかなり迷走してしまいました。)


大学に入学すると学部学科を変更するのは難しいことが多いですが、何度かチャンスはあります。例えば、

  • 学内の学科変更希望を申請する
  • 編入試験受ける
  • 他専攻の院に進学する

などです。

なかでも大学院進学時には、大学受験時と同じく、試験にパスすれば、いかなる専門へも変更することができます。

そこで、今回は大学院進学を機に専攻を変えることについて、僕なりの考えを書いてみようと思います。

ちなみに結論からいうと

専門性は長い地道な努力の末に身につくものなので、中途半端なところで切り上げず、なるべく長い期間、同じ専門を学び続けた方がよいのではないか

と思います。

 

 大学院で専門を変えることは簡単

大学院で自分の専門を変えることは簡単です。

院試に受かればOKです。

大学院試験は就活と違い、これまでどういうことを勉強してきたかよりも、これからどういうことを勉強したいかが重要視されます。

だから自分がやりたいことをはっきり言えて、かつ受け入れてくれる研究室がしてほしい研究と合致すれば、筆記試験に合格できる最低限の学力があれば合格できます。

勉強するために学費を払って入学するのですから当たり前です。

院から全く違う学問を学びたいけど、果たしてできるのかなと悩んでいる人は専門を変えることは簡単だと認識しておいてください。

 

専門性をつけるにはある程度時間がかかる

理系大学生の多くは修士の2年だけ勉強して、就職する人が多いでしょう。
しかし、実際は修士の2年間だけで専門性を体得するのはとても難しいです

大学院で専門性を磨き、専門性を活かして就活しようと大学生は考えがちですが、実際には難しいと考えておくべきでしょう。

もちろん、2年間で体得できる場合もありますが、単純に受験勉強のように問題集を解ければ解いた量に比例して専門知識が増強されていくわけではないので、繰り返しですが、「専門性をつけるには時間がかかる」という認識を持っておいてください。

大学院で専門を変えるとなると、今まで勉強した専門基礎科目の知識をすべて捨てることになります。また、大学4年間で最も専門性を体得できる卒業論文に費やした1年間を無に帰してしまう可能性もあります。

安直な気持ちで、専門を変えてしまうと、いろんな専門をかじったが、結局何が自分の専門かわからなくなり、「結局あなたは学生時代に何を学んだのですか?」状態になってしまいます。

 

就職してしまえば、専門もクソもなくなるかもしれない

ややネガティブな考え方ですが、大企業に推薦などで就職すると、専門性というよりは、使えそうなところ、働けそうなところに配属される可能性が高いです。

専門というのは建前上の採用理由であり、例えば機械を専攻していたから、ハードの設計を任せようとか、情報を専攻していたからプログラミングさせようとか、その程度です。

修士の専門性なんて、ほんとうにその程度です。

 

takepon2025.hatenablog.com

 

さいごに

専門を変えるのは簡単。でも専門性を身につけるのは難しい。

よほどの理由がない限り、たとえ興味がなかったとしても学部→修士(→博士)と貫いてみるべきだと思います。

ひょっとしたら興味がわくかもしれないし、何より自分は大学でこれを学びましたと胸を張って言うことができます。

けっして、

  • 面白そうだから
  • 就職に強そうだから

とかで専門を変えないでくださいね。